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    高慢と偏見 (上)/ジェーン・オースティン "Pride and Prejudice"


    評価:
    ジェイン オースティン
    筑摩書房
    ¥ 998
    (2003-08)

    評価:
    Jane Austen,Vivien Jones
    Penguin USA (P)
    ¥ 989
    19世紀初頭の女流小説家、ジェーン・オースティンの代表作。
    イギリス女性の必読書(かなりマジ)。とりあえず“『高慢と偏見』読んだことあるよ〜”といえば、イギリス人の女の子or女の人とはお友達になれるかもです。

    アクションとか劇的な事件、とかはないに等しいけれど、それでもこの本がこうして200年近く読みつがれているのは、やっぱり小説としてクオリティーが高いからでしょうね。
    登場人物のしぐさや思考なんかが、とても丁寧に書き込まれています。

    ピアノ越しの視線とか!
    尊大なくせに考えてることが一途だったりとか!!

    うわー、もうMr.ダーシーめっちゃかっこいいハート


    冗談抜きな笑い話があって、うちの大学(イギリスです)のとあるサークルの女の子20人くらいで「AとBどっちがいい?」見たいな選択するのやって、10問くらいある中に
    『結婚するならどっちがいい?A:スーパーマン B:Mr.ダーシー』
    ってのがありました。

    んで結果。
    A:2人(シンガポール人+アフリカ人2世)
    B:その他全員(イギリス人+私)
    どんだけMr.ダーシー好きだよ、イギリス人!!

    そんなこんなで、内容だけなら☆5つなのですが、この訳はいまいちしっくり来ないところが多かった・・・特にダーシー氏の口調が。軽すぎ。よって☆4つ。


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      マクベス /ウィリアム・シェイクスピア "Macbeth"


      評価:
      A. R. Braunmuller,William Shakespeare
      Cambridge Univ Pr (Txp)
      ¥ 1,740
      (1997-10)
      これはシェイクスピアの四大悲劇の中では一番短いんだそうな。
      私はあまり好きではないです。プロットがあまりにも急すぎて、どうにも無理な感じがする。かといって、一番長い『ハムレット』が好きなわけでもありません。あれは長すぎ。『リア王』はまぁ好き。もう一つの『オセロー』まだ読んでません。

      分不相応な野望に身を滅ぼした、というか、そんな感じのする話です。だんだん狂気じみてくるマクベスと、反対に生気を失っていくマクベス夫人の対比はおもしろいかな、と思います。

      それから、この作品を(勝手に)楽しむポイントとしては、トールキンの『指輪物語』のなかに『マクベス』を題材にしたエピソードがあること。
      読んだことある人は分かるかと思いますが、一つ目は森が動くこと。これはエントの行進に相当します。
      それから「女から生まれた男に・・・」のくだりとそれに対するどんでん返し。これはアングマールの魔王とエオウィンのやり取り「人間の男に我を倒すことはできぬ」(原文では"man")「私は人間の男ではない。お前の前にいるのは女だ!」ですね。

      なので、この2点を読むときは口元が緩みます、私(怪しいって・・・)
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        ガリヴァ旅行記 /ジョナサン・スウィフト "Gulliver's Travel"


        評価:
        スウィフト,中野 好夫
        新潮社
        ¥ 620
        (1951-07)
        と、いうわけで『ガリバー旅行記』です。
        ちなみに、この方の翻訳は簡潔なのに味わいのある文章で、わたしは好きです。

        今は子供向けの話として知られている『ガリバー旅行記』ですが、そんなことはないんです。これは18世紀の作家ジョナサン・スウィフトの、旅行記パロディ風刺作品です。
        風刺とはんぞや??
        風刺とは、たとえば政治に関する鋭い突込みを、実在の団体個人事件とは関係ないように表現しておきながら、実際はコテンパンにしている、というヤツです。大雑把に言えば。

        そんなわけで、作品全体を通してひたすら風刺のオンパレード。
        第1編は当時のイギリス政府を、第2編はイギリス王室&国家を、第3編は近代科学と祖h区民地問題、第4編はイギリスの思想と理想郷思想ををれぞれ風刺しているそうな。

        別に、巨人とか小人とかが出てくるからって、御伽噺ってわけじゃないんです。

        数あるスウィフトの創作物の中では、ラピュタが一番有名かもですね。
        そう、ジブリアニメの『天空の城ラピュタ』の元ネタはこれです。パズーがスウィフトのこと言ってます。
        とはいっても、ジブリとはまったく別物ですけど。
        ラピュタ人はこと数学と音楽に関してはとても頭がよくて、常に新しい公式とか何とかを考えているんだけれど、自分の考えに夢中になって、人との会話もままならない、そのためいつも下僕を連れていて、絶えずつつかせている、という人種です。
        これは当時のイギリスにおける学問の台頭と、なのにぜんぜんよくならない、どころか変に近代化の波で壊されまくっていくイギリスの古きよき時代のことを指しているそうな。

        まーそんな感じで、いろいろ知りながら読むと楽しいものです。
        知らなくても楽しいですけど。割とグローバルな風刺として通じると思います。特に第4編は。

        あ、それから、『ガリバー旅行記』のなかには日本も出てくるんですよ。
        時の天皇は、丁重な態度でガリバーを歓迎して、イギリスに帰るためにオランダ船(だって日本は鎖国中だもんね)を手配してくれたんだそうな。
        何でかしらないけど、いいイメージでかかれててよかった。
        ちなみに、ガリバーによると、ラピュタは江戸から東東北東に進んだところにあります。


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          モル・フランダース /ダニエル・デフォー "Moll Flanders"


          評価:
          Daniel Defoe
          Penguin USA (P)
          ¥ 928
          (1989-08)

          ロビンソン・クルーソーの作者、ダニエル・デフォーの小説。主人公モル・フランダースの波乱万丈の人生を、一人称(夏目漱石の『坊ちゃん』風の語り口)で描いた作品。
          英語は少し古め。単語や言い回しで、現在のものと違うものはある程度ある。

          話し自体はとてもおもしろく、読みやすい。
          モルは自分なりのモラル、というか、プライドのようなものは持っているが、一般の道徳観念をまったく持ち合わせていない。
          何回にも及ぶ結婚(若干、結婚詐欺的なものも含まれる)やスリ行為に対しても、罪悪感を持っていない。むしろ控えめに、しかし嬉々として自分の冒険譚と語っている。その多少居心地の悪いアンチモラル感が、なんとも皮肉的でおもしろい。


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            妖精の女王〈1〉 エドマンド・スペンサー "The Faerie Queene"


            評価:
            エドマンド スペンサー
            筑摩書房
            ¥ 1,575
            (2005-04)
            イギリス・ルネッサンス期の作家、エドマンド・スペンサーによる叙事詩。
            授業の都合でCanto1:The Knight of Holiness(第1巻 神聖の騎士の物語)しか読んでいないけれど、とりあえずその分だけ。



            この作品はアレゴリー(=寓意)なので、たとえば騎士は一クリスチャンを表しもすればイングランドを表したりする。魔術師はカトリック僧侶のアレゴリーだし、妖精の女王は時の女王・エリザベス1世だったりする。
            ただの騎士道物語としても充分楽しめるだろうし、そのジャンルとしても典型的な形をとっていると思うけれど、アレゴリーとして当時の宗教や政治関連のことを念頭において読むと、よりおもしろいのではないかと思う。

            ちなみに、こういった作品で「なんだか宗教っぽくてやだー」というのは、「カレーライスがカレーの味がするからいや」というのと同じくらい無駄なこと。いかに現在、どの国においても宗教の力が弱まっているとはいえ、どの文化にも宗教の影響は大きいもの。イギリス(主な)の文化はキリスト教抜きには語ることはできない。
            騎士道にしても、キリスト教の発展とともに広まっていった考えだから、切り離しようがないものかと。

            ちなみに。
            C.S.ルイス著「ナルニア国物語」シリーズの『銀のいす』は、『妖精の女王』のこの話に基づいているところがものすごく多い。
            緑の衣を来た婦人と騎士、蛇との戦い、巨人。
            などなど。
            古典作品を読むことは、より新しい作品を深く知る手がかりにもなる、ということ。


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              白衣の女 (下) ウィルキー・コリンズ "The Woman in White"


              評価:
              ウィルキー・コリンズ,中島 賢二
              岩波書店
              ¥ 903
              (1996-03)

              評価:
              Wilkie Collins
              Penguin USA (P)
              ¥ 1,049
              (2003-04-29)
              白衣の女とローラ・フェアリーの意外なつながりとは。
              パーシヴァル卿の隠された過去とは。
              フォスコ伯爵はいったい何者なのか。

              失われたローラを取り戻すため、ハルカム嬢が動き出す。
              果たして、ローラの笑顔をとり戻すことはできるのか。複雑に絡み合った謎が一つ一つとかれていった先にあったものとは?


              今までのゴシックロマンス的な色彩はどちらかというと影を潜めて、ミステリ色が強まってくる。
              ラストのほうは手に汗握る・・・!
              という感じだったけど、いろんな人物が入り乱れていて、一回ではつながりがよくわかんなかった・・・(^^;
              うんまぁ、コナンレベルでよく分かってないわたしにしたら、大抵のミステリはよくわかんない代物ですけど。謎解きよりも話の筋をメインに楽しんでますので☆

              法律は人の権利を守るためにあるけど、法律が権利を妨げることはよくあること。
              一個人が社会的善を行おうとした場合、法律の助けなくしては全うすることができない。
              そんな感じの結末に感じました。もっとご都合主義の話だったら、登場人物たちは簡単に勝利を収められるんだろうな、という感じの。
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                白衣の女 (中) ウィルキー・コリンズ "The Woman in White"


                評価:
                ウィルキー・コリンズ,中島 賢二
                岩波書店
                ¥ 903
                (1996-03)

                評価:
                Wilkie Collins
                Penguin USA (P)
                ¥ 1,049
                (2003-04-29)
                パーシヴァル卿とローラが新婚旅行から帰ってきた。ローラの叔母とその夫、フォスコ伯爵夫妻を伴って・・・。
                深まるパーシヴァル卿への疑惑。動き出した計画。再び現れた白衣の女と彼女の隠された過去。頼みの綱のハートライトはイギリスを出てしまっていた。ハルカム嬢も病に倒れ、屋敷の中で孤立無援となってしまったローラは・・・


                と、手に汗握る話の展開。
                物語の語り手が次々変わっていくため、読み進めるうちに誰を信じていいのか分からなくなっていくおもしろさ。
                魅力的人物、フォスコ伯爵は敵なのか味方なのか。
                ほうっておいても続きが読みたくなってしまうような、スリルあふれる話の展開はなかなかのもの。

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                  白衣の女 (上) ウィルキー・コリンズ "The Woman in White"


                  評価:
                  ウィルキー・コリンズ,中島 賢二
                  岩波書店
                  ¥ 798
                  (1996-03)

                  評価:
                  Wilkie Collins
                  Penguin USA (P)
                  ¥ 1,049
                  (2003-04-29)
                  ロンドンの絵画教師、ウォルター・ハートライトが請け負ったのは、リマリッジ館に住む2人の令嬢の住み込み教師をすること。
                  ロンドンを発つ前に、彼は夜道で白衣に身を包む女性の逃亡を助ける。彼女はリマリッジ館の故フェアリー夫人に崇拝に近い感情を抱いていた。

                  不思議な出会いに驚きながらも、ハートライトはリマリッジに赴く。天使のようにおしとやかなフェアリー嬢と、快活な義姉のハルカム嬢。
                  ハートライトはフェアリー嬢に強い恋心を抱くが、彼女はすでに婚約者のいる身であった。


                  白衣の女とフェアリー嬢の不思議な相違点、フェアリー嬢の婚約者パーシヴァル卿の隠された計画、ハートライトへの思慕を忘れられないフェアリー嬢、彼女を守ろうとするハルカム嬢・・・

                  探偵小説の前身、センセーショナル小説の先駆者ウィルキー・コリンズの小説。
                  1860年ごろ出版。

                  ほどよい緊張感と謎と謎解き。ゴシック小説を思わせるミステリアスな雰囲気。忘れちゃいけない、ロマンス要素。などなど、いろんな要素込みで、しかしちゃんとまとまっていて読む人をひきつける話の流れ。
                  登場人物も魅力的で、ハルカム嬢なんかはこの時代にしてはありえないくらいの行動力のあるたくましい女性。すごいな〜〜。
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