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    どうしよう、このバカップルぶりが笑える。 『魔法使いハウルと火の悪魔』/ダイアナ・ウィン・ジョーンズ "Howl's Moving Castle"


    評価:
    ダイアナ・ウィン ジョーンズ
    徳間書店
    ¥ 1,680
    (1997-05)

    評価:
    Diana Wynne Jones
    Greenwillow
    ¥ 648
    (2001-08-07)
    JUGEMテーマ:児童文学

    ジブリ映画『ハウルの動く城』の原作です。
    実はイギリスの児童文学なのです。
    映画を見たときは、あれだけごちゃごちゃした話を、よくここまでラブストーリーに纏め上げたもんだと、宮崎監督の脚本に脱帽しました。


    原作は、もっとおとぎ話おとぎ話した雰囲気です。

    3人姉妹の長女ソフィーは、“物語のお約束どおり、一番上の子は成功しないもの”と、人生達観してというか、まる投げして、というか、とにかく亡きお父さんの帽子屋さんで、お針子仕事の毎日。

    そこになぜか魔女が現れて、呪いを掛けられて。

    ほら、やっぱり長女って成功しないんだわ。

    と、そこでなぜか捨て鉢になって、結果として悪名高い魔法使いハウルの城に住み込むことになるわけですが。

    _____________




    今回英語で読んでて、あんがいハウルの言葉遣いが(ソフィーに対しては)丁寧だったり、

    もとの英語どうなってるんだろう?と思っていた場所が分かったりして、なかなかおもしろかったです。


    これの日本語訳、けっこううまいと思うんです、私は。

    ですます調は苦手な人もいるときくけれど、 おとぎ話ベースの物語って雰囲気がよく出ていてるし。

    なにより気になってたのが、「ぬるぬるうなぎ」とか、「緑のねばねば」とか、「ゾクゾクするような」とか。

    こういう擬音語って、英語にはないんですよ、本来。
    だからこそ、ものすごーく自然な日本語に聞こえるんですが。


    さて、これらの原語版:

    "jerried eel" (←うなぎのゼリー詰め:イギリスのスーパーにいくと、2センチくらいに切られてゆでられたようなうなぎが、ジャムのビンサイズのビンの中で、透明なゼリーのなかに漂っている、という不思議な食材が見つかります。それ。)

    "green slime" (緑のスライム。スライムとは本来、鉱石などの微粒と水が混合した軟泥状のもの、だそうです。緑のどろどろ?ド○クエ系のとは異なるのかも。)

    "hair-rasing" (毛が逆立つ。・・・うーん、身の毛がよだつ、だとネガティブになっちゃうので。でも感覚的には近いかしら?)


    ですって。

    翻訳者ってすごいですね。



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      なぜかハウルを狙っている魔女とか、

      行方不明になった王子と王室付き魔法使いの調査だとか、

      女の子を口説くのに必死なハウルとか、

      それに振り回されてやきもきするマイケルとか、

      カルシファーとハウルの契約だとか、

      王様とかハウルの恩師とか、

      ハウルの実家とか荒地の魔女とか、

      変な拾い物とか。


      いろんなことがごちゃごちゃと並んでて、なのに最後に「あ、あれとこれとそれがこうつながるのね!」

      といったかんじに、一応すっきり終わるのですが。


      映画見たあとにもう一度読み直して(日本語で)、やっぱり「どこにあんな恋愛要素が・・・」というくらい、とにかくハプニング続き。


      というか、最後のシーンが、ほんとに寝耳に水。というか。

      1回目読んだときは、思わず「えええぇぇぇ!なんで?いつの間にそんなラブラブに!?そぶりなかったじゃん!!」
      と思いました。

      いまでも割とそう思います。

      深読みすれば、「ああ、お互い気にしたりしてるのね」、と読めなくもないのですが。

      だからこそ、もう最後のシーンの”周りのことなんて目に入らないわv”というほどの二人のラブラブぶりが、おかしくてたまりません。

      この大騒ぎ具合、ほんとにいい味出してるなぁ。






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        コメント
        >あやさま
        はじめまして、コメントありがとうございます!
        原作を読むと、やっぱり最後のところで???ってなりますよね。
        わたしも周りで原作既読の友人にきいたら、みんな一様に???ってなってました(笑)

        最近(といっても1年は前ですが)読み直したときに恋愛要素を目を皿のようにして探していたら、ハウルのナンパに嫉妬していたりするように読めたりしました。
        想像力(妄想力)が試されますね!
        原作ハウルは、本当にいろいろな要素が絡み合ってできている話なので、いろんな楽しみ方ができると思います。

        またぜひコメントくださいませ^_^
        • ちょこ
        • 2013/01/11 12:14 AM
        初めまして。
        金曜ロードショーでハウルが放送されると知り、以前から映画だけでは理解できなかった部分を補いたいとの思いから原作を読んだのですが…。
        ちょこさんがおっしゃっているように、最後のラブラブ具合で「え!?いつくらいから思いが通じ合っていたの?」とびっくりし、他の方はどんな風に感想を抱いてるのかなと検索していたら、こちらのブログにたどり着きました。笑
        自分が抱いた感想ずばりな内容に、思わず普段しないコメントまで付けてしまいました!
        取り敢えず深読みしながら、もう一度読み直してみる予定です。
        他の記事もみさせてもらいますね。
        では、失礼しました!
        • あや
        • 2013/01/10 9:24 PM
        >ここのかさま
        コメントありがとうございます。
        つたない文章ですが気に入っていただけたようで、うれしいです。

        金曜ロードショー、ハウルだったんですね!
        ハウルは原作もとても面白いので、ぜひ読んでみてください(^_^)
        作者のダイアナ・ウィン・ジョーンズは、たくさんの作品を書いているので、ハウルが気に入ったらそちらもぜひ!
        • ちょこ
        • 2013/01/05 11:04 AM
        ちょこさんこんにちは、初めまして!
        ここのかと申します。

        先ほど金曜ロードショーの「ハウルの動く城」を見て原作に興味を持ち
        調べていたところ、ここに巡り合いました。
        やはり原作と映画は違うのですね!!

        翻訳ではありますが、読もうと思います。
        個人的に紹介の仕方が好みで…勝手ですがありがとうございました。

        では、失礼しました。
        • ここのか
        • 2013/01/04 11:41 PM
        >渡辺さま
        コメントありがとうございます!
        そうですね、私は映画版も好きですけど、やっぱり原作のよさにはかなわないというか…まぁあそこまで違うとほぼ別物ですけど(笑)
        邦訳と原文でも受ける印象が違っておもしろいですね。
        渡辺さまのブログ(ざっとですが)拝見しました。たくさん読んでらしてすごいですね!今度本を選ぶときに参考にさせていただきます(^_^)
        • ちょこ
        • 2009/02/06 6:41 AM
        ちょこさんこんにちは。
        アメリカ在住の渡辺と申します。
        私も大昔イギリスに住んでいたことがあり、懐かしく思っています。
        Howlは私の大好きなキャラクターで、アニメだけではなく本のほうを多くの人に読んでいただきたいな、と常日頃思っていました。
        いろいろと、面白そうな本の情報を交換できればうれしいです。
        それではまた。
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