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    時代に翻弄されちゃった敵役 : 『ヴェニスの商人』 / William Shakespeare "The Merchant of Venice"


    評価:
    シェイクスピア
    角川書店
    ¥ 420
    (2005-10-25)

    評価:
    マイケル・ラドフォード,ウィリアム・シェークスピア
    ポニーキャニオン
    ¥ 3,188
    (2006-04-05)
    JUGEMテーマ:戯曲/劇


    作品ができたあとの歴史によって、ここまで立場が変わっちゃった登場人物もそうそういないんじゃないかな、と思われる、『ヴェニスの商人』の敵役、ユダヤ人・シャイロック。

    『クリスマス・キャロル』のスクルージーと並ぶ、いや、それよりもよっぽど年季の入った、元祖強欲じじい。

    第二次世界大戦前までは、割とみんなストレートに話をうけとって、シャイロック=鼻持ちならないいやなやつ。
    として演じられていたそうですが。
    が。
    ナチスによるユダヤ人迫害や、その他のホロコーストの歴史を経て、今ではシャイロック=人種差別にあってる悲劇の主人公、です。


    たしかに、シェイクスピアのすごいところは、敵役にもきちんと背景があって、彼の悲しみとか、そういったものも表現されているところ。
    だから、シャイロックを悲劇的に見ることも可能なんです。


    だからといって、バッサーニオたちを悪者扱いする必要もないんだけど。


    シェイクスピアって、人間をものすごーく人間らしく描いているから、誰がいいとか悪いとかじゃなくてさ、いろんな面を持った人間たちの劇なんですよ、結局のところ。


    でもま、結局喜劇だから。
    だから私は、この話好きです。
    グローブ座で劇を見たら、よけい好きになりました。

    ギャグの部分はギャグだし、シリアスなはずの場面も割りとコミカルだったりするし。
    演出家にもよると思うけれど、こんなにおもしろいとは思わなかったです。

    映画のほうは、かなりシリアスなつくりで、ま、正統といえば正統かも。
    やっぱシャイロックが悲劇人物だけど。


    劇のほうは、バッサーニオをアントーニオがちょっとゲイっぽかったり(そういう解釈もあるんです、ほんとに)、バッサーニオがむしろ金目的っぽかったりしておもしろかったです(笑)

    演出家とかによって、いろんな風な解釈ができるのも、シェイクスピア劇の見所かもですね☆



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