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    映画「ホビット:竜に奪われた王国」/感想続き

    今回も引き続きネタバレ感想です。
    未視聴者はお気をつけください。

    前回の感想は、どうもエルフたちに全部持って行かれた感があるので、今回はもっとビルボとかドワーフサイドのことを語れたらと思います。

    ところで、パンフレットを読んだら、スタッフや俳優のトールキン愛がビシバシ伝わってきて、もうなんでもいい気がしてきました(笑)

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      冒頭・ブリー村だったり踊る仔馬亭だったりするのが、非常に良いです。LotR的な意味で。
      それにしてもあの村は、いつもあんな感じに治安が悪いんですかねぇ…演出の都合だってことはわかってますが。
      トーリンに懸賞金なんてかかってたっけ?という気もしますが、ものすごい危険の中にいる、ということはわかります。

      ビヨルンのシーン:熊の姿がみられたのは良かったです。
      姿を変えるもの、ということで、映画では端折られたりするかなーと思っていたので。
      原作の、ビヨルンの家を訪れるときのほのぼの感が好きなのですが、映画では雰囲気ぶちこわしなので、あれでも仕方がないかなと思います。
      熊のビヨルンの危険さの説明になっています。
      とはいえ、あそこまで追われる感じにならなくてもいいんじゃ…とは思いますね。
      ビヨルンの家も、あそこまで家畜小屋みたいじゃなくてもいいと思いますが、それも彼の自然に近い性質を表しています。

      ところで、“ビヨルンの一族がオークに殺されて、彼が残りのひとり”というセリフが気になっていたので、『ホビットの冒険』を確認したのですが、そういう文面はなかったですね。
      あときちんと裏をとっていませんが、『指輪物語 旅の仲間』のロリアンの場面で、レンバスを食べたギムリが「これはビヨルン族の焼き菓子よりも美味しいですね。わたしがこういうのは、わたしの知る限り、ビヨルン族ほど焼き菓子をうまく作る連中はいないからです。」みたいなことも言っています。
      ので、ビヨルン一族は滅びていないはず。原作では。

      ビヨルンがオークを嫌っているのは、オークが自分たちの楽しみのために生き物を殺したり、自然を破壊したりするから、だったと思います。
      ただ、やはり映画の演出上は、ビヨルンがどれほど自然に近い存在なのか、どうしてそれほどオークが嫌いなのか、を表現するのが、尺の上で難しいのかな?
      わかりやすく、一族の恨み、にしてあるのも、まぁうなずけます。


      一族の恨み、というとですね、この映画はほとんどがこのテーマでできているように思いました。
      トーリンの一行がエレボールを取り戻そうとするのは、そこが竜に奪われてしまったからで、トーリンはそこで一族と祖父を失い、ついで父親も失います。
      オークのアゾクに関しては、個人的な恨みですが、それに付き従うオークたちは、自分たちの頭の恨みに巻き込まれていますね。
      ドワーフとエルフの確執も、一族の恨みといえます。
      トーリンが森のエルフを毛嫌いするのは、竜が襲ってきた時に助けてくれなかったから。
      一方、スランドゥイルをはじめ森のエルフたちがドワーフを嫌うのは、竜を呼び寄せたせいもあります。
      原作ではさらに、中つ国第一紀で、スランドゥイルの故郷ドリアスの没落にドワーフが関わっていることが書かれています(Lost Tales)。
      湖の町のバルドにしても、ドワーフのせいで竜がきたために、谷間の国デイルが滅びたという、恨みというよりは心配でしょうけど、そういうのがあります。

      なので、怨恨とかがまったく絡んでいないのは、ビルボとガンダルフだけなんでしょうね。
      ガンダルフは、中つ国のことで様々な仕事や心配や思惑があるので、広い意味で関係者ですが、ビルボの方はまったく無関係。
      そんな無関係なビルボが一行の中にいることで、どれだけ緩衝材になっていることでしょう。


      話を戻します。
      闇の森の入口のところで、ビルボがガンダルフに指輪のことを言おうとするところ。
      原作にはない場面ですが、指輪に関しては、視聴者のほうが知識を持っているので、どうしても表現が難しいところだと思います。
      『ホビットの冒険』の時点では、姿を消せる便利な魔法の指輪でしかなく、その指輪の出実を考えているうちに『指輪物語』につながった、とのことなので、サウロンの指輪というのは、わりと後付けの性質なんですよね。
      ところが、その情報は見ている方としては知っているわけで、なので映画でもおもちゃのように扱うわけにはいかない。
      と、プログラムにも書いてありました。
      で、本能的に違和感を感じているビルボが、ガンダルフに言おうとするのは、自然な流れに感じます。
      ところが、指輪のことが口に出せず、ビルボは
      「見つけたんだ…勇気を」
      とシラをきります。

      この時はその場しのぎな感じですが、ビルボの勇気、ホビット族が秘めている勇気が、物語でも重要な役割を担っています。
      はなれ山に入ったところで、バーリンが「君の勇気はすばらしい」的なことをいう場面があり(そしてこういう役どころをバーリンがもっていくのがまたいいですね!)、先ほどのビルボのセリフが生きてきます。
      3作目でも、まさにビルボの勇気と優しさが物語を動かすことになると思うので、今後もとても楽しみです。


      闇の森:エルフ関連は出来るだけ省いていきますね。
      クモの気持ち悪さが異常。こういうところは、さすがPJだと思います。
      原作ではここも比較的コミカルな場面でしたが、映画は雰囲気優先です。
      雰囲気優先させているせいで、ビルボの機転の効いた、ホビットらしい無駄な明るさがあまり出てこないのが残念です。
      レゴラスが出てきて、ドワーリンと会話して、ギムリの名前が出てくるのがグッジョブ。

      闇の森のエルフの館は、もっと岩っぽくゴツゴツしてるのかと思いきや、やはりエルフらしく優美でした。
      『指輪物語』(原作も映画も)に出てくるエルフが、余りにも美しいので、下働きのエルフたちがほんとうに酔いつぶれていびきをかいてくれるのか心配してましたが、大丈夫でしたね(笑)
      エルフの普通な一面が見れる、貴重なワンシーンです。
      今ちょっと思い出したのですが、LotRの映画の方で、レゴラスとギムリが飲み比べしていて、レゴラスはザルみたいな描写になってましたけど、あれはエルフの基本なのかな…?
      だとしたら、あの下働きエルフたちは、一体どれだけの量を飲んだんでしょうね。
      樽1杯づつですかね。


      樽にのる蔵:樽にのれてない。
      その後の戦闘シーンのためとは言え、樽が空いた状態で川に突っ込んでいったら、確実に沈むと思いますけどね。
      ごちゃごちゃに入り乱れた戦闘シーンは、おもしろいです、主にレゴラスが。
      普段はどんだけ打たれてもけろりとしているくせに、矢が一本当たっただけでピンチになるのは、イケメンの宿命ですね(キーリ)。
      キーリは完全にヒーローポジだなぁ…タウリエルとのからみといい。
      フィーリの影が薄くてちょっと悲しいよー。

      湖:バルドさんかっこいい!!渋いイケメンかっこいい!!
      この人は、ほんとに北欧系叙事詩の住人なので、あのくらいダークな感じでよかったです。
      子供がいるとか意外だけど、子供もかわいい。
      原作のバルドはもっと品行方正なタイプのイメージだったのですが、このくらいしたたかでもいいかも。
      バルドは映画では貧しい船頭となっていますが、原作では弓矢隊の隊長です。
      かれが出てくるのも、話の大詰めでスマウグが町を襲ったときで、いきなり現れていきなり活躍するという、ちょっと突拍子もない感じになっています。
      なので、映画ではじめからバルドとドワーフが関わっている方が、見ている方も楽だし納得がいくだろうと思います。
      バルドにはバルドの物語がある、というのがよくわかりますし。


      さて、このあと一行は離ればなれになってついにはなれ山まで行くのですが、そのへんの感想はまた次にします。
      ちょっと今回も長くなりすぎました。
      ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。


      ホビットの冒険 ホビット 竜にうばわれた王国 映画 感想 J.R.R.トールキン 指輪物語 ロード・オブ・ザ・リング
       

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