スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

0
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    新装版『図南の翼』十二国記/小野不由美

     新装版『図南の翼』の発売日でした!
    朝買ってばーっと読んだので、感想などを…

    新装版も、いつの間にか半分を越えました。
    新作長編まで、あと半年くらいでしょうか。
    楽しみです。


    ますはいつも通り、多少のネタバレを含むあらすじから。
    ネタバレ満載の感想は、続きを読むからです。


    <あらすじ>
    王を失って27年たつ恭国は、荒廃が進んでいた。
    麒麟に選ばれるはずの王はいまだいなく、大人たちはただただ王の不在を嘆く。
    豪商の娘・珠晶は、そんな現状に腹を立て、昇山すべく黄海へ向かう。

    12歳の少女の一人旅は困難を極めた。
    騎獣を連れていては宿に泊まれず、困っているところで、おだやかそうな青年・利広に出会う。
    高価な騎獣を連れた利広は、珠晶が昇山するのだというと、宿に泊まれるよう助けてくれる。
    どうにかして黄海の手前の街・乾にたどり着くと、珠晶は黄海で妖獣を捕えることを生業としている、朱氏の頑丘にであい、彼を護衛として雇う。
    頑丘は、小さな子供が昇山するという無謀に呆れてやめさせようとするが、珠晶に言い負かされて、護衛をすることになる。

    年に4回だけ開く、黄海への扉が開かれると、昇山の人間とその護衛たちは、一斉に黄海へ足を踏み入れた。
    黄海は神にも見捨てられた地、妖魔が跋扈する場所だ。
    唯一、黄海を行く者を守ってくれるという犬狼真君の像を拝み、人々は黄海を進んでいった。

    黄海に入った最初の日、珠晶は利広と再会する。
    利広は昇山者ではないが、珠晶と一緒に行くという。
    素人が加わることに頑丘は難色を示すが、利広も腕に覚えがあるというので、一緒に行くことになる。

    数日間、旅は何の問題もなく進んだ。
    珠晶は拍子抜けする一方で、黄海に入って以来、態度がぶっきらぼうな頑丘に、少し不満を持つようになる。
    ある晩、一行が妖魔に襲われると、頑丘は珠晶を連れて真っ先に逃げた。
    剛氏たちも自分の主人を連れて逃げだしたが、珠晶は彼らが襲われた人を見捨てたことに、腹を立てた。

    その様なことが何度もあり、そのたびに珠晶は憤りを感じていたが、ある時、ついに頑丘たちのやり方が心底嫌になり、彼らを離れて、ほかの昇山者の下へ行ってしまう。
    珠晶が頑丘と別れて進んでいた道は、危険な妖魔が住み着いた森だった。
    妖魔の襲撃にあい、馬のあるものは徒歩のものを見捨てて逃げるが、珠晶は1人道を戻り、取り残された随従たちのもとへ戻る。

    このまま道を進んで、途中で分かれた剛氏たちに合流するにしても、危険な妖魔は狩らなければならない。
    珠晶は、頑丘から聞いていた妖魔の弱点を思い出し、人々と協力してどうにか妖魔を仕留める。

    一方、頑丘はあっさり珠晶を見捨てて剛氏たちについてきた利広を、不思議に思っていた。
    利広は、彼には彼の思惑があるのだという。
    ちょうどそのころ、珠晶が身を寄せたはずの一行が追いつき、珠晶が徒歩のものを助けに戻ったことを聞かされる。
    利広と頑丘は、珠晶を探しに戻る。

    どうにか再開した三人だが、頑丘は大けがを負っていた。
    珠晶は頑丘を置いていくことを受け入れず、利広が助けを求めに行くことになった。
    残された二人は、犬狼真君に助けられ、どうにか危機を脱する。

    先を進む集団に追いつこうと、道を急ぐ二人の前に、利広が迎えを連れて戻ってきた。
    その迎えの集団を、珠晶は信じられない思いで見やる。
    そこにいたのは、王を迎えにきた、恭国の麒麟だった。

    <あらすじおしまい>


    にほんブログ村 本ブログへ

    0
       



      自分で書いていてなんですが、あらすじって何のために書くんでしょうね。
      話を知っている人は知ってる内容だし、これから読む人はあまり見たくないだろうし…
      話の筋は気になるけど、本を読む気がない人向けなのかしら?どうなのかしら??


      そんな命題は置いておいてですね、ここから先は感想です。
      ネタバレ満載です。


      まずは新装版ということで、表紙と挿絵。
      表紙は、相変わらず珠晶です。
      かわいいなぁ。

      挿絵は、家出をする珠晶、頑丘に文句をつける珠晶、木の下でうずくまる珠晶、頑丘と利広、犬狼真君、です。
      ホワイトハート版では、家出、星彩を連れた利広、頑丘に文句をつける珠晶、人妖に襲われる珠晶、犬狼真君、でした。
      珠晶の表情は、WH版のほうがキツめでしたが、今回はだいぶかわいくなっていますね。
      真君はちょっとなんか、あれこんな顔だっけ?となりました。
      頑丘と利広の取り合わせ、とてもよかったです。


      話の方はですね、珠晶がさばさばした性格なのに曲がったことが嫌いでしっかりしているので、読んでいて爽快です。
      なので、図南はシリーズ通しても大好きです。
      陽子は、まぁちょっと後ろ向きだし、泰麒はおどおどした子どもだし、という感じでね。
      それぞれ好きですが、爽快さはあまりないかな、と。

      その珠晶の、曲がったことが気に入らないという性格が、頑丘や利広から見ると、とても幼く見えるのも、それはそれでわかります。
      あの潔癖さは、子供特有というか、大きくなるにつれて失くしていくものですよね。
      でも、珠晶のそういう性格をなかなか受け入れられない頑丘のかたくなさも、利広から見たら幼いんだろうなーと思うと、なんともおもしろかったりします。

      初めて読んだときは、もちろん利広の正体を知らなかったので、何なのこのよくわかんない優男は、ってかんじだったのですが、読み返しのときは、利広の思惑とやらが分かるので、2度おいしいです。
      『華胥の夢』でもちょっとだけ出てきますが、もっと利広の活躍の場があるといいなぁと思ったり、でも陽子とは絡まなそうだから、長編ではもう無理かなぁと思ったり。

      あ、あと今回読んでいてようやく分かったのが、更夜が出てくる場面のこと。
      珠晶と頑丘が妖魔に襲われそうになって、大きいのが出てきたところで、鳥の鳴き声のような声がして、二人が他にも妖魔がいるのか、と思うシーンですが。
      もう一匹妖魔いないじゃん、と思っていたら、ひょっとして、あの鳴き声は更夜のですかね。
      いまさらそんなことに気づくとか、自分まだまだだなー。

      それにしても、400年くらいで神様扱いされている更夜ですが、人間にしてみたらすごい長い時間なんだな、と改めて思いました。
      ついつい、奏が600年、雁が500年、という単位で考えてしまうのですが、400年もあったら何世代にもなりますもんね、普通の人は。
      つくづく、神仙と人の距離がすごい世界だな、と思います。もともとはみんな人なのに。


      この話のいいところは、珠晶の性格とかいろいろあるんですが、結末がわかっているので安心して読める、というのも、その一つです。
      だって、『風の万里』読んでいれば、珠晶が王なのがわかっているんですもの。
      安心して読めるハラハラ感て、エンターテイメントとしてはすばらしいですよね。

      あの強烈な王様が、どんなふうに登極したのか、それがわかるという点でも面白いです。
      『図南』を読むと、そりゃぁ珠晶は祥瓊に腹が立つだろうと納得できます。
      90年たっても、もともとの気質は変わっていない様子の珠晶。
      いずれ陽子とも仲良くなってほしいものです。



      今回はこんな感じで。
      いつものごとく支離滅裂でしたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。

      『華胥の夢』も楽しみですね!


      図南の翼 新装版 十二国記 小野不由美 ファンタジー 新潮社 文庫 小説 読書感想

      スポンサーサイト

      0
        • -
        • 22:40
        • -
        • -
        • by スポンサードリンク

        コメント
        管理者の承認待ちコメントです。
        • -
        • 2018/05/18 11:10 PM
        コメントする








           
        この記事のトラックバックURL
        トラックバック

        search this site.

        calendar

        S M T W T F S
             12
        3456789
        10111213141516
        17181920212223
        24252627282930
        31      
        << March 2019 >>

        selected entries

        categories

        archives

        クリックお願いします☆

        にほんブログ村 本ブログ 海外文学へ にほんブログ村 本ブログ 洋書へ ブログランキングならblogram

        ブログピープル

        参加中

        ちょこさんの読書メーター

        2013 Reading Challenge

        2013 Reading Challenge
        Chooko has read 0 books toward a goal of 100 books.
        hide

        カウンター

        recent comment

        • 嵐が丘 /エミリー・ブロンテ "Wuthering Heights"
          ETCマンツーマン英会話
        • ガリヴァ旅行記 /ジョナサン・スウィフト "Gulliver's Travel"
          ちょこ
        • ガリヴァ旅行記 /ジョナサン・スウィフト "Gulliver's Travel"
          ysgr
        • 映画『レ・ミゼラブル』/「民衆の歌(エピローグ)」についてのあれこれ
          ちょこ
        • 映画『レ・ミゼラブル』/「民衆の歌(エピローグ)」についてのあれこれ
          だいこん訳者
        • 洋書カフェ “ToBiRa Cafe”にいってきました
          ちょこ
        • 洋書カフェ “ToBiRa Cafe”にいってきました
          Yoshi
        • 新装版『風の万里 黎明の空』十二国記/小野不由美
          ちょこ
        • 新装版『風の万里 黎明の空』十二国記/小野不由美
          Mana
        • 映画「図書館戦争」の公開が4月27日とか
          ちょこ

        recent trackback

        • ”Heaven is for Real” 『天国は、ほんとうにある』/トッド・バーポ
          0ing

        recommend

        recommend

        recommend

        recommend

        エマ (上) (ちくま文庫)
        エマ (上) (ちくま文庫) (JUGEMレビュー »)
        ジェイン・オースティン

        recommend

        recommend

        recommend

        recommend

        recommend

        recommend

        recommend

        recommend

        recommend

        recommend

        recommend

        recommend

        recommend

        recommend

        recommend

        recommend

        links

        profile

        others

        mobile

        qrcode

        powered

        みんなのブログポータル JUGEM

        使用素材のHP

        Night on the Planet フリー素材*ヒバナ *  *

        PR