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    『やかまし村の子どもたち』/リンドグレーン

    評価:
    アストリッド・リンドグレーン
    岩波書店
    ¥ 672
    (2005-06-16)

     ちいさいときに母に読んでもらった、思い出の本です。
    ちょっと読み返す必要があったので、15年以上ぶりに手に取りました。
    ほんとうに久しぶりですが、何度も読んでもらって自分でも読んだものは、よく覚えているものですね。


    スウェーデンの女流作家アストリッド・リンドグレーンの作品で、スウェーデンでの初版が1947年、日本で翻訳出版されたのが、1965年です。
    リンドグレーンは、何冊もの児童書を書いています。
    有名なのは、『長くつ下のピッピ 世界一強い女の子』でしょうか。
    「やかまし村」シリーズは、3巻あり、ほかに絵本で2〜3冊出ています。


    小さな村のこどもたちの日常を書いた作品なので、あらすじというほどのことはないのですが…

    主人公(語り手)は7歳のリーサという女の子です。
    まず、村と子どもたちの紹介がされ、次いでリーサの兄弟のことやおとなりのおうちの子どもたちのことが続きます。
    そしてリーサの誕生日のこと。
    学校が夏休みになったこと、夏休みにどんなことをしたかということ。
    また学校が始まって、秋が過ぎて冬が来て、いよいよクリスマス、というとことまで季節が廻ります。


    なんてきらきらした生活なんでしょうか。
    ちいさいとき、外国のこともわからないで読んでもらっていたときも、なんて素敵なんだろうと思っていましたが、
    今読んでみてもなんて素敵なんだろうと思います。

    学校に行くのに何時間も歩くのも、冬は雪の中を帰ってくるのも、
    カブをぬくのも、お人形遊びも、秘密基地も、
    これほど楽しい物なのかと、わくわくします。

    なんでわたしは、電車に乗って学校に行っていたんだろう!
    と思うくらい。


    この本の中でなによりも好きなエピソードは、
    リーサの7歳のお誕生日です。
    ベッドで寝ていると、ココアとケーキを持ってきてくれるなんて!
    これは、実現しなかったわたしの理想のお誕生日です。
    プレゼントもまた素敵で、家族のあたたかみがぎゅっと詰まっています。

    ほんとうにうらやましいこと!



    ちょっと感傷的なところからはなれて感じたのは、時代背景というか、その当時の様子です。
    小さい時は、そもそも外国のお話なので不思議にも思わなかったのですが、
    藁でバケツからジュースを飲んだり、学校と先生のおうちが同じだったり、鉛をとかして兵隊を作ったり、もう今ではありえないだろうことだらけです。
    あ、電話もないですね。

    それでも、その生活を不自由だと感じないくらいに、生き生きとした物語です。

    冬に雪まみれで学校に行って帰ってくることも、
    スウェーデンほど北だったら、朝は学校につくころにようやく日が出てきて、学校を出るころには日が沈んでしまうのに、
    何時間かかかる道のりを子どもたちだけで歩くとか(もちろん街灯もないでしょうに)、生活は厳しいはずなんですけどね。

    でもそんなことを気にするのは、大人だけかな。



    ところで、実は数年前にスウェーデンに行ったときに、やかまし村も行ってきたんですよ!
    いつかちゃんとまとめたいと思いつつ、全然まとめられていないのですが。
    とてもかわいい村でしたが、近くの町から遠すぎて泣けました。
    でもスウェーデンは(夏は)気候もいいしきれいだしおススメです。



    [検索ワード] やかまし村の子どもたち アストリッド・リンドグレーン スウェーデン文学 児童文学 読書感想 20世紀
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